その技法自体は江戸時代から伊東家に伝わっていたものの、
作品としては当代久重が三十年程前に初めて発表した「高盛金彩絵」。
秋らしい作品3点が完成しました。
十二世久重作「紅葉の絵香合」
この「高盛金彩絵」は雅な色遣いと
高く盛り上げられた胡粉による立体感が最大の魅力。
ありがたいことに発表以来、高い評価をいただいています。
実際に見ていただく日のため、あえて「逆光で」撮ってみました。
今年で3年目となる同志社女子大学での授業。
その春学期が先日終了しました。
例年通り、春学期は京田辺キャンパス。
今回の受講生は229名!
大教室での講義にもかかわらず、全員なかなかの集中力。
後ろの方(通称・スタンド席)とのやりとりもあったり、
とても楽しい授業でした。
学期の締めくくりには、もちろん(簡単な)期末テスト。
いろいろおもしろい意見が書いてあり、読むのは楽しいのですが、
いつも書いているように採点するのが大変です・・・
それはともかく受講生のみんな、お疲れさまでした!
留学に行く子も多いようですが、
楽しく有意義な夏休みを過ごしてください。
話は変わりますが、昨日はこの夏2度目の「土用の丑の日」。
大好物のうなぎを2回も食べることができて大満足!