桐の木

何度も書いていますが伊東家の御所人形は
江戸時代から桐の木を素材に用いています。
国内産の目の詰まったものを三十年ほど寝かせ、
天日に当て、十分に乾燥させてから使用します。

桐を切る!

しかし鋸で原木を切るのはなかなかの重労働。
個体によっては手こずる場合もあるのですが、
今回のものは意外と楽に切れました。
どうやら筋肉痛は回避されそうです(笑)

続々・胡粉塗り

塗ること30回!

二度にわたってお伝えしてきた「胡粉塗り」が完了しました。
筆で塗ること30回。晴れた日を選んで10日かかりました。

ボコボコですが一応ポーズを・・・

以前「筆目が出ないように塗りたい」と書いていましたが、
写真でもわかるようにやはり表面はボコボコ。
これは桐の木が胡粉の水分を吸って収縮するためです。

ちなみにこの「胡粉塗り」は「地塗り」と呼ばれるもの。
この後はひたすら磨くのですが、
磨きの後にはさらに約20回の「上塗り」が待っています。

続・胡粉塗り

この前お伝えした「胡粉塗り」の続き。
こちらは地塗りを3回済ませた画像です。

3回塗りました!

この後の「磨き」を考えると
できるだけ筆目が出ないように塗りたいのですが、
なにしろ相手は水分を存分に吸収する桐の木!
なかなかそうはいきません(笑)

胡粉塗り

早いものでもう8月。
春秋に比べると微妙な調整は必要ですが
胡粉塗りには絶好の季節。

準備OK!

しかしいくら急ぎでも「日に3回」が限度。
さらにゲリラ豪雨にも気をつけなければいけない最近の気候。

ただ雲の動きを見ながらの仕事もなかなかいいもの。
待ち時間をどれだけ有効活用するかが勝負です!(笑)

粗彫り

今日は6月6日。
古くから「習い事を始めるのに最適の日」とされている日です。
一応「何か始める事はないかな?」と探してはみましたが・・・(笑)

基本中の基本「粗彫り」

特に急ぐ用事がない時にはとにかく「粗彫り」。
人形制作の「基本中の基本」です!

裂地選び

秋の展覧会(詳細後日)に向け、制作はますますペースアップ。
今週は出品する人形の衣装の裂地選びを行いました。

裂地いろいろ

裂地のストックはたくさんあるのですが、
それぞれの表情や身長に合うモノを選び出すのはなかなか大変・・・

いい表情!

縫い込み方や光の当たり具合によって表情が変わるのが金襴地の特長。
反物の状態から縫い上がった姿を想像しながら喧々諤々・・・
すんなり決めるつもりが5時間もかかりましたが、
最後は全員(私・妻・妹)納得。
いい選考会でした!(笑)