続々・胡粉塗り

塗ること30回!

二度にわたってお伝えしてきた「胡粉塗り」が完了しました。
筆で塗ること30回。晴れた日を選んで10日かかりました。

ボコボコですが一応ポーズを・・・

以前「筆目が出ないように塗りたい」と書いていましたが、
写真でもわかるようにやはり表面はボコボコ。
これは桐の木が胡粉の水分を吸って収縮するためです。

ちなみにこの「胡粉塗り」は「地塗り」と呼ばれるもの。
この後はひたすら磨くのですが、
磨きの後にはさらに約20回の「上塗り」が待っています。

続・胡粉塗り

この前お伝えした「胡粉塗り」の続き。
こちらは地塗りを3回済ませた画像です。

3回塗りました!

この後の「磨き」を考えると
できるだけ筆目が出ないように塗りたいのですが、
なにしろ相手は水分を存分に吸収する桐の木!
なかなかそうはいきません(笑)

胡粉塗り

早いものでもう8月。
春秋に比べると微妙な調整は必要ですが
胡粉塗りには絶好の季節。

準備OK!

しかしいくら急ぎでも「日に3回」が限度。
さらにゲリラ豪雨にも気をつけなければいけない最近の気候。

ただ雲の動きを見ながらの仕事もなかなかいいもの。
待ち時間をどれだけ有効活用するかが勝負です!(笑)

粗彫り

今日は6月6日。
古くから「習い事を始めるのに最適の日」とされている日です。
一応「何か始める事はないかな?」と探してはみましたが・・・(笑)

基本中の基本「粗彫り」

特に急ぐ用事がない時にはとにかく「粗彫り」。
人形制作の「基本中の基本」です!

裂地選び

秋の展覧会(詳細後日)に向け、制作はますますペースアップ。
今週は出品する人形の衣装の裂地選びを行いました。

裂地いろいろ

裂地のストックはたくさんあるのですが、
それぞれの表情や身長に合うモノを選び出すのはなかなか大変・・・

いい表情!

縫い込み方や光の当たり具合によって表情が変わるのが金襴地の特長。
反物の状態から縫い上がった姿を想像しながら喧々諤々・・・
すんなり決めるつもりが5時間もかかりましたが、
最後は全員(私・妻・妹)納得。
いい選考会でした!(笑)

大事な「上彫り」

いよいよ8月に入りました。
秋の展覧会(詳細後日)に向け、
すでに数点は「胡粉塗り」に入っているのですが、
天日に乾かしている時間を利用して「彫る」方も進めています。

「彫り」の最終段階

胡粉を塗り終えたら彫り・・・乾いた頃にまた塗り・・・と、
集中していると切り替えがむずかしい時もありますが、
違う工程をはさむことで見えてくることもあります。
この人形の場合は両手の大きさを少し調整することに・・・

抜群の安定感!

ちょっと変わったのがわかるでしょうか?
これでようやく「上彫り」が完了。
胡粉を塗ると少しだけですが厚みが出るので、
その分を考慮して進めていくのがポイントです(笑)

「パワーグリップ」

話は変わりますが、
東急ハンズでお試し購入した彫刻刀「パワーグリップ」。
商品名に釣られたのですが(笑)抜群の切れ味で驚きました!

詳しい制作法については「御所人形の制作法」をお読みください。