先日「紙貼り」について書きましたが、
今回は紙貼りに使用している和紙をご紹介します。
現在伊東家で使用しているのは
土地の登記簿と思われる公文書(笑)で、
よく見ると「明治十八年」の記載があります。
粘りがあって糊がよくなじみ、
人形の曲線にも柔軟にフィットしてくれる古い和紙は
伊東家の制作に欠かせない重要な材料・・・
ちなみにこの古い和紙。
いずれなくなってしまうものですが、
10年ほど前にご縁あって大量に入手。
おそらく百年先までは安泰です(笑)
先日「紙貼り」について書きましたが、
今回は紙貼りに使用している和紙をご紹介します。
現在伊東家で使用しているのは
土地の登記簿と思われる公文書(笑)で、
よく見ると「明治十八年」の記載があります。
粘りがあって糊がよくなじみ、
人形の曲線にも柔軟にフィットしてくれる古い和紙は
伊東家の制作に欠かせない重要な材料・・・
ちなみにこの古い和紙。
いずれなくなってしまうものですが、
10年ほど前にご縁あって大量に入手。
おそらく百年先までは安泰です(笑)
またまた「ちびたま雛」(仮)の登場!(笑)
先日も書きましたが、紙を貼る前に軽く磨きました。
このように磨いて表面を少しザラつかせることによって、
紙を貼る際の糊の馴染みが格段に良くなります。
ちなみに50年ほど前までは鮫皮で磨いていたのですが、
今はサンドペーパーで磨いています。
ということで「彫る」工程はこれで終了。
このあと紙を貼れば、いよいよ胡粉塗りです。
絶好の胡粉塗りシーズンである秋に向け、
先日からお伝えしている「ちびたま雛」(仮)のほかにも
いろいろな人形を並行して彫り進めています。
これは裃を着せる予定の人形。
男の子らしく凛々しい表情にする予定です。