続・二条城

無人の二の丸御殿前

先週に引き続き、展示調査のため閉城後の「二条城」へ。
前回は観覧時間中だったため、
どう頑張っても人が写ってしまいましたが、今回はばっちり。

誰もいない紫宸殿

以前撮った、誰もいない京都御所の「紫宸殿」。
やはりどちらも歴史ある建物、独特の雰囲気、すごい迫力です!

仁和寺

この前の「二条城」に続いての世界遺産めぐり。
展覧会の打ち合わせで「仁和寺」へ。

参道から見た二王門

人がいない瞬間を狙って記念撮影。
人気の観光地だけになかなか大変です。

白書院から見た勅使門

遅咲きの「御室桜」でも有名なこの仁和寺。
創建はなんと!
今から1128年前の仁和4年(888年)!

この歴史あるお寺での展覧会。
詳細が決まり次第、またここでお知らせします。

二条城

二の丸御殿

打ち合わせで、世界文化遺産「二条城」へ。
国宝・二の丸御殿では曽祖父の仕事をひさしぶりに目にしました。

それにしてもさすが人気の観光スポット。
どちらを見渡しても、人がいっぱいです!

マシュラベーヤの家具達 展

「マシュラベーヤの家具達」展

突然ですが、展覧会のお知らせです。
今日13日(月)から17日(金)まで、
祇園町南側の「空 鍵屋」にて
「マシュラベーヤの家具達」展が開催されます。

ぜひご高覧ください!

この展覧会を主催される「Nefer Gallery」(ネフェルギャラリー)さんは
エジプトを中心にレバノンやイエメンなどの中東、
またその近隣諸国の伝統技法を用いた手作り品を紹介されており、
さらにその収益の一部を毎年、エジプトの火傷施設や教育施設、
恵まれない貧しい子供や女性達へ届ける支援活動を続けておられます。

案内状

今回の展覧会ではエジプトやシリアに伝わる伝統工芸、
細やかな「マシュラベーヤ」の細工に、
人気の木工作家・佃眞吾さんによる創作が加わった小さな家具など、
素晴らしい作品が展示される予定です。
ぜひご高覧ください!

「佃眞吾」展案内状

また本展と連動し、会場向かい「ZEN」2Fの「昂KYOTO」では
「佃眞吾」展が開催されます。
こちらも併せて、ぜひお立ち寄りください。

お向かいの「佃眞吾」展

特別な水引

特別な注文をお納めする時には、特別な「水引」を掛けます。

「紅白」の水引

この「水引」、仏事用の「黒白」ではありません。
色合いを伝えるために「玉虫色」とも表現される、この「水引」。
特別な用途にのみ用いる「紅白の水引」といわれるものです。

「黒白」ではありません!

現在一般的に「紅白」と呼ばれている水引は、本来は「赤白」といいます。
この一見すると「黒白」に見える、特別な「紅白の水引」。
今では、結納屋さんでも扱っておられる所はわずかとなってしまいました。

後ろ姿

たまにある「後ろはどうなってますか?」の質問。
個展の時など、
遠慮がちに聞かれることが多いのですが、そんな場合は・・・
もちろん、見ていただきます!

後ろ姿

 

これは「デンチ姿」の作品。
当然、前には細かな刺繍が施されているのですが、
後ろにも立派な吉祥柄の刺繍が・・・

手刺繍のふくらみ

手刺繍ならではの「立体感ある糸のふくらみ」は
御所人形が持つ「めでたい雰囲気」によく合います。

「見えないところも手を抜かない」、
「木彫であること」に匹敵する「伊東家のこだわり」のひとつです。