続・祇園祭と伊東家

今日は17日、祇園祭では「前祭巡行」が行われました。

ウェスティン都ホテル

父、十二世久重作の長刀鉾守護神「和泉小次郎親衡」像、
九世久重作の月鉾の稚児人形「於菟麿」も巡行に参加。
今年の任務を無事に終えました。

さて、巡行が終わるとすぐに片付けられるのが通例の山鉾。
もちろん「和泉小次郎」も「於菟麿」も、
次の年の巡行に備えて、蔵に大事に保管されるのですが、
たまに工房に帰ってこられることがあります。

帰っていく「和泉小次郎」

これは4年前に撮った「和泉小次郎親衡」。
祭の期間中、鉾の真木で風雨にさらされているため、
数年も経てば傷みも相応ですが、
そんな時はしばらく工房で休養し、リフレッシュ・・・

先祖の仕事を継続して手掛けることができる。
ありがたいことです。

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