金彩 投稿日:2014/10/12 作成者: 管理人 こんなこともやるんです。 人形が着ける烏帽子や冠、そのほか小道具に使うパーツの彩色。 膠(にかわ)を加えた水に金泥を溶いたものを、筆で4~5回塗り重ねます。 写真ではかなり光っているように見えますが、これではまだ不十分。 このあとイノシシの牙で全体をむらなく磨き、ようやく完成です。 ただ、この金泥と混ぜる膠と水の配合、 「濃いと光らない」、「薄いと剥げる」、となかなか微妙なさじ加減。 昔は泣かされましたが、最近はこの辺のコツがわかってきました。