やるぞ!

展覧会の予定にもアップしましたが、
来年2月の展覧会に向けて制作もペースアップしています。

やるぞ!

胡粉塗りを前に力強くポーズをとるふたり。
今回も出品する作品すべて、完成形を決めず作り進めています(笑)
どんな姿で晴れ舞台に立つのか楽しみです!

紙貼りに使う和紙

先日「紙貼り」について書きましたが、
今回は紙貼りに使用している和紙をご紹介します。

現在伊東家で使用しているのは
土地の登記簿と思われる公文書(笑)で、
よく見ると「明治十八年」の記載があります。

「紙貼り」に使う和紙

粘りがあって糊がよくなじみ、
人形の曲線にも柔軟にフィットしてくれる古い和紙は
伊東家の制作に欠かせない重要な材料・・・

ちなみにこの古い和紙。
いずれなくなってしまうものですが、
10年ほど前にご縁あって大量に入手。
おそらく百年先までは安泰です(笑)

カメラ三昧!

タイトルだけだとカメラが趣味のようですが、
そういうわけではありません(笑)
この1週間は取材に撮影、さらに収録・・・と
ひたすらカメラと向き合う日々を過ごしていました。

収録!

制作工程の収録と取材・・・

撮影!

月刊誌に掲載していただく作品の撮影・・・

ウェブ授業!

ウェブ授業の動画収録・・・

生放送!

生放送への出演・・・とまるで芸能人並みの活躍(笑)
と冗談はともかく、お声がけくださる方々には心から感謝!

このコロナ禍とデジタル技術の進化で生活様式はもちろん、
文化芸術を取り巻く環境も大きく変化しているように感じます。
これからも様々な手段で情報発信していきたいと思います。

紙貼り

力強く踏ん張った姿が自慢のこの作品。
胡粉の地塗り前に胡粉の馴染みをよくするため、
古い和紙(今回は明治十八年のもの)を貼りました。

踏ん張ってます!

朝夕涼しくなり、いよいよ胡粉塗りのシーズン到来。
ここから工程は「彫る」から「塗る」に入っていきます。

秋学期開始!

同志社女子大学での講師生活も今年で7年目。
いよいよ今週から秋学期授業が始まりました。

D.W.C.L.A.

授業名は「京都の文化A」。
サブタイトルが「御所人形師と学ぶ 京都と人形の魅力」。
実はこのサブタイトルは何年か前の受講生が考えてくれたのですが、
授業の内容が的確に表現されておりすごく気に入っています(笑)

今から収録!

今学期の受講者数は約190名!
コロナウイルス感染予防の観点から
教室の収容人数の関係で遠隔授業となってしまいましたが、
人形について、さらに京都の歴史や文化について、
楽しんで学んでもらえるようがんばりたいと思います。

金彩

最近少し根を詰め過ぎたのか精神的に疲れ気味。
そんな時は金を塗ります(笑)

「純金泥」

使用するのはもちろん純金の粉(純金泥)
最近は金価格の高騰で1グラムでも1万円以上(!)します。

小道具の金彩!

この「絶対に失敗してはいけない」という
プレッシャーに耐えながら塗るドキドキ感は最高!(笑)
いい気分転換になりました。