気付けばもう１２月。
南座では「顔見世」も始まり、いよいよ年の瀬を感じさせます。

さて、９月から始まった同志社女子大学の秋学期も
次の授業で全１５回の１０回目。
こちらも早いもので、３分の２を過ぎました。

いつも講義している教室の講義台から記念（？）撮影。
この大きな教室を女子大生が埋めつくす光景は
少し慣れてきたといっても、やはりすごい迫力です。

言われてみれば、今日は「いい夫婦」の日。
と、そんなこととはまったく関係のない話。

最近いろいろな方から、
制作のヒントやアドバイスをいただくのですが、
ふと思いついて撮ってみた写真。
これが意外と高評価。

こんな並べ方、今まで考えたこともありませんでしたが、
しばらく眺めていると妙にしっくり馴染んでくる不思議な感覚･･･

発想の転換は本当に大事。
よきアドバイスがあればぜひお知らせください！

京都では８月２３日、２４日は「地蔵盆」。
うちでは庭のお地蔵さんに新しい前掛けを着せ、お供え物をし、
子供たちの名前が入った提灯を飾ります。
地蔵盆が終わると息子ふたりはいよいよ学校。
朝夕はすっかり秋らしくなってきました。

なかなか写真を撮る余裕が無いのですが、
秋の展覧会に向け、制作もいよいよ佳境。
今は「胡粉の上塗り」前の「磨き」の真っ最中。
来週から予定している「上塗り」、さらに「顔描き」と、
気の抜けない工程が続きます。

ところで、そんなまじめに仕事する私に送られてきた家族からの写メール。
そこに写っていたのは･･･

誰もが知ってる「金閣寺」。
衣笠の工房から徒歩１０分ほどの距離にもかかわらず、
３０年近く行っていない「近くて遠い世界遺産」。

長男の「夏休みの自由研究」のため行ったそうですが、
周りは外国人観光客ばかり。
ガイドの方に「日本人は珍しい」と言われたとのこと。
たしかにこの「豪奢な光り具合」は外国人にウケそうです。

ひさしぶりに目にしたこの豪華な佇まい。
この冬、雪が降ったら行ってみようと思います。

お盆も今日で最後。
お盆最後の１６日は「五山送り火」です。

嵯峨の自宅からは「鳥居形」がよく見えます。
五山の中でも少し西の方にあるこの「鳥居形」は
京都に住む人でもなかなか見る機会の少ない送り火。

まったく休まなかったこのお盆。
明日からはさらに気合いを入れて制作に励みます。