秋学期開始!

同志社女子大学での講師生活も今年で7年目。
いよいよ今週から秋学期授業が始まりました。

D.W.C.L.A.

授業名は「京都の文化A」。
サブタイトルが「御所人形師と学ぶ 京都と人形の魅力」。
実はこのサブタイトルは何年か前の受講生が考えてくれたのですが、
授業の内容が的確に表現されておりすごく気に入っています(笑)

今から収録!

今学期の受講者数は約190名!
コロナウイルス感染予防の観点から
教室の収容人数の関係で遠隔授業となってしまいましたが、
人形について、さらに京都の歴史や文化について、
楽しんで学んでもらえるようがんばりたいと思います。

金彩

最近少し根を詰め過ぎたのか精神的に疲れ気味。
そんな時は金を塗ります(笑)

「純金泥」

使用するのはもちろん純金の粉(純金泥)
最近は金価格の高騰で1グラムでも1万円以上(!)します。

小道具の金彩!

この「絶対に失敗してはいけない」という
プレッシャーに耐えながら塗るドキドキ感は最高!(笑)
いい気分転換になりました。

ちびたま雛(仮)5

またまた「ちびたま雛」(仮)の登場!(笑)
先日も書きましたが、紙を貼る前に軽く磨きました。

軽く磨きました!

このように磨いて表面を少しザラつかせることによって、
紙を貼る際の糊の馴染みが格段に良くなります。
ちなみに50年ほど前までは鮫皮で磨いていたのですが、
今はサンドペーパーで磨いています。
ということで「彫る」工程はこれで終了。
このあと紙を貼れば、いよいよ胡粉塗りです。

ちびたま雛(仮)4

先日からお伝えしている「ちびたま雛」(仮)
中をくり抜いたあと、サインを入れて貼り合わせ、
現在は上彫りに入っています。

上彫り中!

いつもはもっと目鼻立ちをしっかり彫るのですが、
この「ちびたま雛」(仮)は衣装を着せず、
胡粉仕上げとするため、あえて表情を柔らかく彫っています。
このあと少し磨いてから紙を貼り、胡粉塗りへと進みます。

ちびたま雛(仮)3

9月になりすっかり涼しくなりましたが、
このまま秋を迎えるのでしょうか?
ところで秋といえば心配なのは台風。
コロナの一日も早い収束はもちろんですが、
大きい台風が来ないことを祈るばかりです。

くり抜きました!

さて先日からお伝えしている「ちびたま雛」(仮)ですが、
前後で半分に割り、中をくり抜きました。
素材である桐の木は伐採後30年ほど乾燥させていますが、
このようにくり抜いておくと内部に湿気がたまることによる
ヒビ割れを防ぐ効果があるため、伊東家では必須の工程です。
このあとしばらく乾燥させてからサインを入れて貼り合わせます。

粗彫り

絶好の胡粉塗りシーズンである秋に向け、
先日からお伝えしている「ちびたま雛」(仮)のほかにも
いろいろな人形を並行して彫り進めています。

凛々しい表情!

これは裃を着せる予定の人形。
男の子らしく凛々しい表情にする予定です。