中秋の名月

おとつい9月15日は中秋。
中秋といえば「中秋の名月」。
ということで、14日、15日と「月見の会」に出かけてきました。

東山山荘

14日は東山ドライブウェイ中腹にある「東山山荘」へ。
緑豊かな庭園がとてもきれいでしたが・・・

残念・・・

天気予報はあいにくの「曇り」。
残念ですが月は見えませんでした。
次の日に期待・・・

京都吉兆嵐山本店

そして15日はいよいよ「中秋」。
この日は「とある会」で船遊び(!)。

保津川に浮かぶ船から

船に揺られてビールを飲んでいるとすっかりいい気分、
月のことなどすっかり忘れていたのですが・・・

出ました!

ふと見上げると、見事な月を発見!
船の上から歓声が上がりました。

渡月橋を渡る月

ベストアングルから一枚、名付けて「渡月橋を渡る月」。
例年なかなか拝めない中秋の名月ですが、今年はバッチリ。
思い出深い一日になりました。

続く時は続くもので、実はこの週末にも「月見の会」が・・・
いい写真が撮れたら載せたいと思っていますが、
天気予報は完全に「雨」です!

秋は「胡粉塗り」

9月に入り、
暑さも少しやわらいで過ごしやすい日が続いていますが
この時期は絶好の「胡粉塗り」シーズン。
彫ってから中を刳り貫いた状態で乾燥させていた人形に
いよいよ胡粉を塗っていきます。

「地塗り」中の人形

3回塗ったところで、ふと思いつき写真撮影。
この段階ではまだうっすらと「木目」が見えています。
「地塗り」だけでも30回は塗り重ねないといけないので、
作業はまだまだこれから。
この人形は年内完成の予定です。

音楽の秋

実際に「音楽の秋」、なんていう言葉があるのかわからないのですが、
前回の「芸術の秋」からの勢いで・・・

ロームシアター京都

さて、今年1月にリニューアルオープンした「ロームシアター京都」。
今週の日曜日、家族4人でコンサートに行ってきました!

開演前

ここのメインホール、なんと「2000人収容(!)」の大ホールなのですが、
いい意味でその大きさを感じさせない落ち着いた空間設計。
さらに座席配置も工夫されており、快適にステージ鑑賞できます。

終演後

ところで、見かけによらず(?)音楽好きなうちの家族。
実はあるミュージシャンを追いかけて
この1年だけで、東京公演、大阪公演、さらに京都公演2回・・・と、
小・中学生を含む四人家族としてはなかなかの機動力を発揮しています。

東京スカイツリーオリックス劇場

もちろんどの会場でも、次男(小3)は完全に浮いてるのですが
本人はその「浮き具合」も楽しんでいるようで・・・
誰に似たのかわかりませんが、頼もしい限りです!

芸術の秋

今日から9月。
ここ数日は気温も下がり、すっかり秋の気配・・・
と、過ごしやすくなるのはうれしいのですが、
箱根の展覧会が近付いてきていると思うと焦りが・・・
思えばこの時期、毎年焦ってるような気がします。

立雛の頭

制作は「胡粉塗り」の真っ最中。
秋の展覧会にはもちろんですが、
来春に向けて「立雛」の制作にも力を入れています。
この秋には新しい作品を発表できる・・・はず・・・です!

それはともかく、長男(中1)が夜遅く(2時過ぎ)まで
何かこそこそやってるな、と思っていたら・・・

ピカソ「泣く女」模写

こんなものが完成していました!
夏休みの美術の宿題。
我が子ながら、なかなかの出来栄え。
びっくりするぐらい豪華に額装しようと思っています。

ただ、提出日の朝ギリギリに仕上げる点は「?」マーク。
この習性は確実に「じいじ」(久重)譲り、先が思いやられます・・・

誕生日

今日は8月27日。
特になんということもない普通の日ですが、
実は昨日26日はおばあちゃんの誕生日、
そして明日28日は父、久重の誕生日です。
おばあちゃんは今年で99才(!)、父は廻り年の72才。
どちらも縁起のいい年齢、明日は家族でお祝いの予定です。

芥子のうちわ

いきなりですが、この前に続いて「うちわ」の話。
今回は小倉遊亀さんのうちわ、大胆に「芥子」が描かれています。

かなり年季が入っていますが、
それも当然、実はこのうちわ「昭和53年」製。
なんと38年も前に作られたものです。
ちなみに前回の中川一政さんのうちわは「昭和55年」製。
どちらもさすがの貫禄です。

お地蔵さん

8月も20日を過ぎると「地蔵盆」。
実は京都が発祥のこの行事、
最近では8月下旬の土日に行われる事が多いようですが、
うちでは例年通り23日に庭のお地蔵さんに新しい前掛けを着せ、
子供たちの名前が入った提灯を飾ります。

庭のお地蔵さん

この「お地蔵さん」が終わると夏の行事もおしまい。
いよいよ秋の気配が感じられます。

金魚のうちわ

家にあった、中川一政さんの絵が描かれたうちわ。
ぷくっとした金魚がなんともいえない、いい雰囲気。
絵はもちろん、形もバッチリ。
ちなみにこれも阿以波さん製だそうです。