五山送り火

昨日8月16日は「五山送り火」。
今年は3年ぶりにすべての火床に火がともりました。
直前まで雷を伴う豪雨でどうなることか心配しましたが、
点火時刻にはピタリとやんでひと安心。

鳥居形

自宅から近い鳥居形。
今年もご先祖様を偲んで手を合わせました。

立秋?

早いものでもう8月。
あいかわらずの猛暑日に、
降るとなると局地的に降る大雨。
全国的な異常気象と言わざるをえません。

比叡山をバックに!

しかし驚いたことに一昨日(7日)は立秋。
そういえば空もなんとなく秋らしく・・・?(笑)

まだしばらくは厳しい残暑が続きそうです。
またコロナの感染者数も急激に増加しております。
皆様におかれましてはくれぐれもご自愛ください。

下鴨神社のみたらし祭

今日24日は祇園祭の後祭巡行と還幸祭。
今年の注目はなんといっても鷹山の196年ぶりの復帰。
巡行自体が3年ぶりの実施となったこともあり、
たいへん盛り上がりました。

「楼門」

また伊東家でこの時期はずせないのは下鴨神社の「みたらし祭」。
境内を流れる「みたらし川」を進み、無病息災を祈ることから、
別名「足つけ神事」ともいわれる行事です。

水が冷たい!

あいかわらずの猛暑日でしたが、
冷たい川に足をつけた人々から必ず起こる歓声と悲鳴(笑)
ろうそくを供えた後には御神水をいただき帰路へ。
今年も変わらずお詣りできて気分がすっきりしました!

展覧会のおしらせ

今日は祇園祭の前祭巡行と神幸祭。
盛り上がっている京都から少し気の早いおしらせです(笑)

伊東久重美術館(静岡県駿河平)では
11月6日(日)から29日(火)まで、
2022年 秋季展覧会を開催することとなりました。

美術館の数寄屋門

詳細はまたご案内しますが、初日には庄五郎も在館します。
ぜひご予定いただきますようお願いいたします。

祇園祭と伊東家

いよいよ7月!
7月といえば京都はやはり「祇園祭」。
去年と一昨年はコロナウイルスのせいで
主な行事はほとんど中止となってしまいましたが、
今年はほぼ例年通りの内容で行われるようです。

京都新聞朝刊(7月1日)

昨日の京都新聞朝刊には長刀鉾稚児の天冠のアップ写真が!
実はこの天冠、5年前に伊東家で修復させていただいたもの・・・

「和泉小次郎親衡」像

さてこれまでにも書いていますが、
この天冠の他にも伊東家にとってたいへん縁が深いこの祇園祭。
祇園祭に関する以前の日記をまとめました。
かなりの数になりましたが、ぜひご高覧ください。

長刀鉾「和泉小次郎親衡」像(2012/6/6)
ソフィア 京都新聞文化会議(2012/6/11)
長刀鉾「和泉小次郎親衡」像2(2012/7/1)
月鉾稚児人形「於菟麿」(2012/7/8)
小学校にて(2013/6/14)
祇園祭ときゅうり(2013/7/3)
神輿洗い(2013/7/11)
祇園祭山鉾巡行(2013/7/18)
長刀鉾「和泉小次郎親衡」の話(2016/7/12)
続・祇園祭と伊東家(2016/7/17)
長刀鉾「花天冠」修復(2017/6/21)
祇園祭の曳き初め(20197/13)
月鉾の「於菟麿」(2019/7/21)

完成!

ご依頼を受けて約3年。
久重の大作「天の御子」がついに完成しました!

「天冠」

昨年中の完成を目指し制作していた作品でしたが、
細部へのこだわりもあり半年遅れての完成となりました(笑)

衣装(前側)

美術運送で丁寧に梱包され出発する姿に感慨もひとしお。
来月には収蔵先にて開梱し、飾り付けの予定です!