展覧会延期のおしらせ

いきなり「延期のおしらせ」といっても
現在の状況を鑑み「開催のおしらせ」自体していなかったのですが、
残念ながらこのウイルス騒動のせいで展覧会が延期となりました。

展覧会案内状

伊東家としてはウィーン、マドリッドに続く、ロスアンゼルスでの海外展。
本来なら来月2日からの開催予定でしたが、来年に延期となりました。
行く気満々だった息子もがっくり(笑)

「日米文化会館」

展覧会開催に向け、多大な尽力をいただいた美術館館長夫妻と
現地でご協力いただきました関係各位に心より御礼申し上げます。
少しでも早く事態が収束し、来春開催できることを願っています。

展覧会御礼

伊東久重美術館(静岡県駿河平)で開催しておりました
春季展覧会「春の宴」展が終了しました。

本館「友信庵」

当初の予定では昨日17日(金)までの開催だったのですが、
コロナウィルスによる「緊急事態宣言」により、
残念ながら10日(金)を持っての閉会となりました。

ギャラリー「京室 鶴」

秋には「庄五郎展」を予定していますが、まだまだ予断を許さない状況。
皆様におかれましてはくれぐれもご自愛ください。

宝鏡寺のイロハモミジ

「人形の寺」として名高い宝鏡寺の「春の人形展」が終了しました。
伊東家の時代風俗人形も4体展示され好評をいただきました。
なにかと不安な中での開催となりましたが、
ご尽力いただきました関係各位には心より御礼申し上げます。

名木「イロハモミジ」

片付けに行くと庭では名木「イロハモミジ」が鮮やかな緑でお出迎え。
この紅葉が色づく頃には事態収束!
穏やかな気持ちで観賞できることを願っています。

「草刈童子」

「草刈童子」

「この人形を家に立置くときは、はやり病来たらずという」と
言い伝えられる草刈童子は享保年間に伊東家の祖・桝屋庄五郎が
病除けの願いを込めて作り、家の守り神とした人形である。
当初は家の中に飾られていたが、その頃たびたび京都に疫病が流行した。
それを憂いた庄五郎は疫病の終息を祈願して
この人形を家の戸口に置いたところ、
近所の人は病にかからなかったといわれている。
伊東家ではこの人形を家宝とし、毎月1日と15日に灯明をあげ、
大晦日には朝から一年の埃を取り着物を着せかえ、その年の安全を感謝し、
来たる年の無事を祈願しながら元旦を迎える習わしが三百年続いている。
(展覧会キャプションより)

みなさんも不安な日々を過ごされていることと思います。
一刻も早い事態の収束を祈ります。