ちびたま雛(仮)5

またまた「ちびたま雛」(仮)の登場!(笑)
先日も書きましたが、紙を貼る前に軽く磨きました。

軽く磨きました!

このように磨いて表面を少しザラつかせることによって、
紙を貼る際の糊の馴染みが格段に良くなります。
ちなみに50年ほど前までは鮫皮で磨いていたのですが、
今はサンドペーパーで磨いています。
ということで「彫る」工程はこれで終了。
このあと紙を貼れば、いよいよ胡粉塗りです。

ちびたま雛(仮)4

先日からお伝えしている「ちびたま雛」(仮)
中をくり抜いたあと、サインを入れて貼り合わせ、
現在は上彫りに入っています。

上彫り中!

いつもはもっと目鼻立ちをしっかり彫るのですが、
この「ちびたま雛」(仮)は衣装を着せず、
胡粉仕上げとするため、あえて表情を柔らかく彫っています。
このあと少し磨いてから紙を貼り、胡粉塗りへと進みます。

ちびたま雛(仮)3

9月になりすっかり涼しくなりましたが、
このまま秋を迎えるのでしょうか?
ところで秋といえば心配なのは台風。
コロナの一日も早い収束はもちろんですが、
大きい台風が来ないことを祈るばかりです。

くり抜きました!

さて先日からお伝えしている「ちびたま雛」(仮)ですが、
前後で半分に割り、中をくり抜きました。
素材である桐の木は伐採後30年ほど乾燥させていますが、
このようにくり抜いておくと内部に湿気がたまることによる
ヒビ割れを防ぐ効果があるため、伊東家では必須の工程です。
このあとしばらく乾燥させてからサインを入れて貼り合わせます。

粗彫り

絶好の胡粉塗りシーズンである秋に向け、
先日からお伝えしている「ちびたま雛」(仮)のほかにも
いろいろな人形を並行して彫り進めています。

凛々しい表情!

これは裃を着せる予定の人形。
男の子らしく凛々しい表情にする予定です。

ちびたま雛(仮)2

全国各地を襲った大雨はようやくあがりましたが、
京都を含めた複数の都府県では緊急事態宣言が発令され、
新型コロナウイルス感染症の猛威はまだまだ予断を許しません。

なかよし!

もちろんそんな中でも制作は続いています。
先日お伝えした「ちびたま雛」(仮)ですが
おおまかな粗彫りを終え、ここからしばらく乾燥に入ります。
進行状況はまたお知らせします。ご声援よろしくお願いします(笑)

ちびたま雛(仮)

子供達も夏休みに入り、
まさに「夏本番」といった猛暑日が続いています。
熱中症にはくれぐれもご注意ください。

がんばります!

さて制作の方では来年の節句に向け、
以前からたくさんのリクエストをいただいている
ちびたまのお雛さんを作ることにしました!
進行状況はまたここでお知らせします。
ご声援よろしくお願いします。