胡粉の地塗り

梅雨に入ったとは思えない晴天。
雨が降らないと困る方もおられるとは思いますが、
うちにとっては梅雨の晴れ間は「胡粉塗り」の絶好のチャンス。
9月の展覧会に向け、ここぞとばかりに塗り重ねます。

シュールな姿・・・

写真の作品は12回塗り重ねたもの。
最初の「地塗り」は筆を使って30回ほど塗るのですが、
せっかくツルツルに彫った木地も胡粉を吸い込み、
また筆目の影響もあってボコボコしてきます。

地塗り中の人形

天日で乾かしながら塗る「地塗り」は1日に4回が限界。
塗るのもなかなかの手間なのですが、磨くのがさらに大変です!

顔描き!

なんの前触れもなくいきなりですが、
ただいま「顔描き」の真っ最中です!

墨は濃さを微妙に変えて・・・

いつもお世話になっているご家族からの依頼。
夏にはアメリカに渡る作品。

光がさしてます!

オーダー作品は緊張する事が多いのですが、
この作品は不思議と筆が走り(?)ます。
少し気は早いですが、お納めする日が楽しみです。

「粗彫り」と道具類

粗彫り中の父の作品

秋に大きな展覧会を控え、制作に没頭する日々。
何度か書いていますが、工程の中でも「粗彫り」は基本中の基本。
私の粗彫り歴(?)も高校生の頃から数えるともう30年になります。

道具類

使い慣れた「小刀」などの道具類。
桐の木は柔らかいため、刃物はよく研いでおかないといけません。

エプロンに溜まった木くず

ふと気付けばエプロンにはたくさんの木くずが・・・
普通のエプロンでは小さくて使いづらいので、
特別に大きなものを作って使っています。
これも集中するための大事な道具のひとつかもしれません。

冠の金彩

よく光ってます!

先日納めた父の作品に着けた金の冠。
作品に関するものはすべて自分で作ります。(関連記事

角度によってこんな色に・・・

別角度から撮るとこんな感じに!
光の当たり具合でいろんな表情を見せてくれるのも魅力です。

装着完了!

外れることがないよう、父と母が二人がかりで慎重に装着・・・
京都のある所に納まったこの作品。再会する日が楽しみです!

春学期開始!

4月も半ばを過ぎ、来週はいよいよゴールデンウィーク。
伊東久重美術館は27日(金)から常設開館となります。
ぜひお出かけください。

「友和館」

ところで先週から同志社女子大学の春学期授業が始まりました。
「京都の文化」という大きなテーマを扱うこの授業も今年で4年目。

入口付近から見る大教室

なぜか人気のこの授業、今学期は326名(!)の履修登録。
教室の収容人数の関係もあって、抽選で280名まで人数調整・・・

講義台から見る大教室

女子大生で埋まった大教室はすごい迫力。
(さすがに写真を撮る勇気はありません・・・)
大人数にもかかわらず、熱心に話を聞く姿には感心。
京都について、人形について、
興味を持つきっかけになってくれたらうれしいです。

秋学期終了!

同志社女子大学東門

同志社女子大学での授業も今年で3年目。
その秋学期が先日終了しました。

講義台から見る大教室

今期は秋学期としては過去最高の185名(!)の受講生。
5名の留学生も加わり、楽しい授業となりました。

満点!

学期の締めくくりには、いつも通り(簡単な)期末テスト。
しかし相変わらず学習能力の無い私。
つい「レポート問題」を入れてしまうため、
読むのは楽しいのですが、評価するのが大変です!