二条城

二の丸御殿

打ち合わせで、世界文化遺産「二条城」へ。
国宝・二の丸御殿では曽祖父の仕事をひさしぶりに目にしました。

それにしてもさすが人気の観光スポット。
どちらを見渡しても、人がいっぱいです!

後ろ姿

たまにある「後ろはどうなってますか?」の質問。
個展の時など、
遠慮がちに聞かれることが多いのですが、そんな場合は・・・
もちろん、見ていただきます!

後ろ姿

 

これは「デンチ姿」の作品。
当然、前には細かな刺繍が施されているのですが、
後ろにも立派な吉祥柄の刺繍が・・・

手刺繍のふくらみ

手刺繍ならではの「立体感ある糸のふくらみ」は
御所人形が持つ「めでたい雰囲気」によく合います。

「見えないところも手を抜かない」、
「木彫であること」に匹敵する「伊東家のこだわり」のひとつです。

「粗彫り」の途中

先日お知らせした秋の箱根での展覧会
来春の東京での展覧会に向け「粗彫り」を進めています。

素材である桐の木

自分の作品、父の作品とも「粗彫り」は建一の仕事。
次の段階「上彫り」に入るまでは地味な工程なので、
写真を撮るまでもないと思っていたのですが、
ふと思いつき、作品を寝かせて記念撮影。

人形の底の穴

底に小さな「穴」があいています。
伊東家の御所人形は「木彫りであること」が大前提ですが、
実は彫っている途中に一旦作品を半分に割り、
中を刳り貫く工程を入れています。
この「穴」は作品完成後も内部に空気を循環させるためのもの。

木彫に使う道具

四季の気候の変化にも対応し、
ひびが入らないようにと、江戸時代から続けてきた大事な工程。
何代にも渡り、受け継がれてきたこだわりの部分です。

この他にも伊東家の人形制作には様々な創意工夫が加えられています。
詳しい制作工程については「御所人形の制作法」をぜひお読みください。

春学期開始!

祇園甲部歌舞練場

ただいまゴールデンウィーク真っ最中!
うちも今年はいろいろ予定を立てていたのですが、
次男がサッカーの試合で「はく離骨折」してしまい、急遽予定変更。
のんびりしたゴールデンウィークになりそうです。

大教室!

ところで数週前から、同志社女子大学の春学期授業が始まっています。
この春は250名(!)の登録人数で、教室は少々酸欠気味・・・
そんな中でも熱心に授業を聴く学生達には感心します。

このGWはお休みですが、7月末まで毎週続く「90分授業」。
楽しく意義ある授業にしたいと思っています。

秋学期終了!

この春から講師を務めている同志社女子大学の秋学期が終了しました。
授業タイトルは「京都の文化A」、90分授業を15回の長丁場。

D.W.C.L.A.

春学期、京田辺キャンパスでの248名に続いて、
秋学期の今出川キャンパスでは139名の女の子が受講してくれました。

講義台から見る大教室

毎週、教室を埋めつくす女子大生を前に緊張の連続でしたが、
なんとか無事に(?)講義を終えることができ、ひと安心。

学期末にはやはり期末テスト。
制作のヒントになるおもしろい意見が書いてるものもあり、
なかなか参考になります。

ただなんといってもこれだけの量、
読んでるだけなら楽しいのですが、採点するのは大変です!

金の冠

金の冠

上の写真、
源氏物語第7帖『紅葉賀』に描かれている、
青海波を舞う「光源氏」と「頭中将」を表現した革新的な作品・・・
ではありません!
これは父の作品「しらたま雛」に着ける金の冠。

いい感じに塗れてます!

にも書きましたが、金彩は配合に微妙な調整を必要とする気を遣う工程。
昔は泣かされることもありましたが、最近はそういう事もなくなりました。

ということで、ここまでくれば「しらたま雛」、いよいよ完成間近です!