「粗彫り」の季節

素材である「桐」の木

何度となくお知らせしていたドキュメンタリー番組の撮影ですが、
インタビューシーンを撮り終え、今週ようやくクランクアップしました。
これから編集に入り、秋には放送予定。
放送日等が決まればまたここでお知らせします。

一刀両断!(笑)

さて本業(?)の制作の方はいよいよペースアップ。
秋の展覧会(詳細後日)に向け「彫る」工程の真っ最中です。

「上彫り」中の人形

素材である桐の木を鋸で切り出し「粗彫り」から「上彫り」へ。
基本でありながらも非常に重要な工程。
慎重かつ大胆に進めていきます!

平成最後の・・・

いよいよ「平成最後の日」となりました。
今まで「平成」という時代を意識することはありませんでしたが、
思えば高校3年生から現在までの激動(?)の30年間。
これを機会に今日1日「平成」をじっくり振り返ってみたいと思います。

精神統一・・・

ところでここ数日「平成最後の顔描き」に没頭していました。

まずは「目」から・・・

2体の作品の顔を3日がかりで描き上げたのですが、
「平成最後」という思いを抱きながらの特別な時間となりました。

緊張する「口」・・・

自分で言うのもなんですが「いい顔」が描けたと思います。
スッキリした気分で「平成」を終え、明日からいよいよ「令和」。
今後ともよろしくお願いいたします。

上塗り前の・・・

新元号も「令和」と決まり、
いよいよ「平成」も終わりが近付いてきました。
その平成中か令和改元後すぐの完成を目指している作品達。
前々回の日記に胡粉の地塗り中の写真をアップしましたが、
その地塗りの後に行なう上塗り前の大事な工程が「切る」工程です。

「切る」

実は人形の顔のパーツの位置や大きさは
木彫の段階ですでに決まっており、
この時点ではもう変更できないのですが、
微妙な表情をつけるために目や鼻、さらに口を少し切り出します。

ほっとひと息・・・

繊細な「切る」工程を無事に終え、ほっとひと息・・・
このあと胡粉の上塗りが済むと、いよいよ「顔描き」です!

胡粉塗り

前回も書きましたが、
最近は「5月の節句に」という依頼も多く、
この時期は「胡粉塗り」の真っ最中です。

「私・長男・次男」

気候穏やかなこの季節は「胡粉塗り」には最適。
写真は4月中に納める予定の作品3点。
なんとなく「私・長男・次男」に見えてきて思わず笑いが・・・

胡粉の地塗り

梅雨に入ったとは思えない晴天。
雨が降らないと困る方もおられるとは思いますが、
うちにとっては梅雨の晴れ間は「胡粉塗り」の絶好のチャンス。
9月の展覧会に向け、ここぞとばかりに塗り重ねます。

シュールな姿・・・

写真の作品は12回塗り重ねたもの。
最初の「地塗り」は筆を使って30回ほど塗るのですが、
せっかくツルツルに彫った木地も胡粉を吸い込み、
また筆目の影響もあってボコボコしてきます。

地塗り中の人形

天日で乾かしながら塗る「地塗り」は1日に4回が限界。
塗るのもなかなかの手間なのですが、磨くのがさらに大変です!

顔描き!

なんの前触れもなくいきなりですが、
ただいま「顔描き」の真っ最中です!

墨は濃さを微妙に変えて・・・

いつもお世話になっているご家族からの依頼。
夏にはアメリカに渡る作品。

光がさしてます!

オーダー作品は緊張する事が多いのですが、
この作品は不思議と筆が走り(?)ます。
少し気は早いですが、お納めする日が楽しみです。