表千家会館

宝鏡寺門跡秋の特別公開が開催されているのは
何度かおしらせしましたが、その西隣りにある・・・

「表千家会館」

表千家会館の1階ロビーに父の高盛金彩絵と
建一の御所人形を飾らせていただいています。
父が不審菴理事を務めさせていただくなど、
さまざまなご縁のおかげ・・・

「表千家会館」ロビー

会館ロビーには家元の御軸をはじめ、
千家十職の方々の素晴らしい作品も展示されています。
どなたでもお入りいただけますので、この機会にぜひご高覧ください。

5年前、表千家さんのHPに掲載された父の寄稿文。
静聴松風「思いやりの心を学ぶ」伊東久重
ぜひご覧ください。

御礼とおしらせ

「御影堂」

3日(金・祝)と4日(土)の二日間、
黒谷の金戒光明寺で開催された「洛趣会展」が無事に終了。
今年もたくさんのお客様でにぎわいました。

人気の「アフロ仏像」

最近ますます人気の「アフロ仏像」ともひさしぶりの再会。
お目当ての金平糖( )が売り切れだったのは残念・・・

承明門から見る「紫宸殿」

京都御所で行われていた秋の特別公開も昨日で終了。
こちらもたくさんのご来場ありがとうございました。

宝鏡寺の「いろはもみじ」

一方、宝鏡寺では「秋の特別公開」が30日(木)まで開催中。
寺所蔵の貴重な衣装を付けた伊東家の時代風俗人形が8体、
寺内の「本堂」「書院」「鶴の間」で展観されています。

本堂前庭の「いろはもみじ」もそろそろ見ごろ。
ぜひお出かけください!

京都御所と宝鏡寺

いよいよ今日から11月。
いきなりですが、伊東家の時代風俗人形展観のお知らせです。

京都御所の「紫宸殿」

京都御所では今日1日(水)から5日(日)まで
特別公開「京都御所 宮廷文化の紹介」が開催され、
宮内庁所蔵の貴重な衣装を付けた伊東家の時代風俗人形が9体、
御所内の「清涼殿」と「大臣宿所」で展観されます。

宝鏡寺の「人形塚」

また「人形の寺」として有名な宝鏡寺では
京都市観光協会指定の「秋の特別公開」が開催され、
寺所蔵の貴重な衣装を付けた伊東家の時代風俗人形が8体、
寺内の「本堂」「書院」「鶴の間」にて展観されます。

秋深まる京都。
宝鏡寺さんでは会期中に「いろはもみじ」も見ごろを迎えます。
ぜひお出かけください!

平成29年度 洛趣会展

洛趣会案内はがき

今年も11月3日(木・祝)と4日(金)の二日間、
恒例の「洛趣会展」が開催されます。

過去の開催会場

昭和三年の初開催以来、今年で85回目を迎える歴史ある展覧会。
今年の会場は「黒谷さん」の愛称で親しまれる「金戒光明寺」です。
両日とも会場におりますので、ご来場の折にはぜひお声掛けください。

洛趣会同人

※本展は案内状をお持ちでない方はご入場いただけません。

秋学期開始!

立雛(口)用のセッティング

世間は3連休ですが、休日返上で「立雛」の顔描き。
先日の日記では「あとは『口』を描けば・・・」としていたのですが、
少し思うところあって慎重に進めています。

D.W.C.L.A.

ところで、先月末から同志社女子大学の秋学期授業が始まっています。
タイトルを「京都の文化A」とするこの授業も今年で3年目。
今年から授業テーマを「御所人形師と学ぶ 京都と人形の魅力」としました。

同志社女子大学東門

春学期の京田辺キャンパスでの229名に続き、
秋の今出川キャンパスはおそらく過去最高の170名越え!
大教室での授業にもかかわらず、学生達の真面目な受講姿勢には感心・・・

講義台から見る大教室

「片道2時間以上かけて通学している子」や、
「この授業のためだけに来ている子」がいると聞くと手は抜けません。
人形と関係ない話をすることも多く、変わった進め方をする授業ですが、
今後の人生の何か(?)の役に立ってくれればと願っています。

講演会のお知らせ

二条城・東大手門

いきなりですが、お知らせです。
来月11日(水)、世界遺産・二条城におきまして、
父・久重の講演会が開催されます。

ぜひご参加ください!

京都府神社庁と京都市が主催される「日本文化セミナー」での講演。
タイトルは「御所人形の技 – 大政奉還の人形はこうしてつくられた -」。

二の丸御殿大広間

今年は「大政奉還」から150年となる節目の年。
その記念すべき年に依頼された大仕事
国宝・二の丸御殿に展示されている時代風俗人形の制作と
修理復元にまつわるお話をさせていただく予定です。

お時間ございましたら、ぜひご参加ください。