地蔵盆

京都では8月23日、24日は「地蔵盆」。
平安時代から行われ、
室町時代には大流行したといわれる
京都発祥の歴史ある行事です。

BEFORE

例年通り庭のお地蔵さんに新しい前掛けを着せ、
子供たちの名前が入った提灯を飾り・・・

AFTER!

できました!
この地蔵盆が終わると息子ふたりはいよいよ学校。
不思議なもので朝夕は少し秋らしくなってきました。

五山送り火

昨日は「五山送り火」。
制作に追われ今年のお盆は休みなしでしたが、
この送り火を見ないわけにはいきません。

「鳥居形」

今年も自宅近くの「鳥居形」に手を合わせました。
秋に展覧会を控えますます忙しくなってきますが、
心穏やかに制作に励みたいと思います。

「広沢池」

写真は送り火と同じ16日に行われる「灯籠流し」、
さらに12月の「鯉揚げ」でも人気の広沢池。
いつもたくさんのカメラマンで賑わっています。

お盆

十二世久重作 木彫御所人形「祈り」

8月も10日を過ぎ、お盆が近づいてきました。
今年は「山の日」が振替休日となるため
長いお盆休みとなる会社もあるようですが、
秋に展覧会を控えて仕事に追われる私。
ご先祖様を偲び、心穏やかに制作に励みたいと思います。

MIHO MUSEUM

いい天気!

梅雨も明けた京都。
いよいよ夏本番・・・というより猛烈な暑さ!

電気自動車を待つ・・・

そんな猛暑の中、
2019年夏期特別展Ⅱ
紫香楽宮と甲賀の神仏」ー紫香楽宮・甲賀寺と甲賀の造形ー の
内覧会にお招きいただき、滋賀県は信楽町にあるMIHO MUSEUMへ。

トンネル

電気自動車でトンネルを抜け・・・と展示はもちろんですが、
ミュージアム全体が持つ雰囲気とロケーションが素晴らしい!

エントランスホール

幾何学模様のガラス屋根から降り注ぐ太陽の光・・・
世界的に有名な建築家・I.M.ペイ氏による設計です。

「紫香楽宮と甲賀の神仏」

展覧会は9月1日(日)まで。
夏休みらしく子供さんも楽しめる展示工夫がされていました。
ぜひお出かけください。

月鉾の「於菟麿」

何度も書いていますが、京都の夏はやはり「祇園祭」。

月鉾稚児人形「於菟麿」

前祭巡行前に訪れた月鉾の会所で会った
九世久重作(明治45年)の稚児人形「於菟麿」。
数ある稚児人形の中でも一番の美男子として人気です。

特等席から!

10日には「神輿洗い」を特等席から・・・

17日の「前祭巡行」と「神幸祭」は終わりましたが、
24日の「後祭巡行」と「還幸祭」に向け、ますます盛り上がる京都。
ぜひお出かけください!

祇園祭の曳き初め

先日の日記にも書きましたが
京都の7月といえばやはり「祇園祭」。
毎日各所で様々な神事や儀式が執り行われています。

御神体の調査に・・・

私も「鉾建て」が行われる10日あたりからは御縁のある山鉾にご挨拶、
また御神体の修復を必要とされている山鉾があればその調査のために
祭中心部をうろうろ(笑)することも・・・と前置きが長くなりましたが
昨日、ある山に御神体の調査に伺い会所を出ると、
賑やかな御囃子の音とともにたくさんの人が・・・

御囃子の音が!

まったく意識していませんでしたが、
12日は「函谷鉾」「鶏鉾」「月鉾」「菊水鉾」「長刀鉾」の
「曳き初め」が行われる「祇園祭好き」にとっては注目すべき日。

「菊水鉾」

四条室町上ルの「菊水鉾」・・・

「月鉾」

四条室町西入の「月鉾」の曳き初めを観ることができ大満足!

真下から!

今日から三連休。
17日の「前祭巡行」に向け、ますます盛り上がる京都です!