明日の京都新聞夕刊

現在「顔描き」の真っ最中。
目と眉を描き終え、次は口を描く予定です。
今週中になんとかしたいと思っているのですが、これがなかなか・・・

ところでまったく関係ない話ですが、
明日14日(月)の「京都新聞夕刊」に父・久重の記事が掲載されます。
京都新聞ご購読の方はぜひご覧ください。

「干しいちじく」作り

どさくさにまぎれて4年前に京都新聞社が主催された、
伝統フォーラム「伝統 新時代」に出た時の記事を貼っておきます。

おそらく今までで一番太っていた頃。
この頃から約15kg減量しました。
ぜひこちらもお読みください。

いよいよ「顔描き」!

タイトル通り、先週末から工程は「顔描き」に。
この前作ってもらった「特注の筆」がすごくいい感じで、
思った以上に順調に進んでいます。

「顔描き」前の人形

制作の合間にめずらしく撮った、顔描き前の人形。
「ぬぐい」を終えて光る人形の姿を見ると気が引き締まります。
数日間、精神統一してから描き始めました。

実は「目だけを描いた人形」の写真も撮りましたが、
これは「夢がない」という理由で載せないことに。

「ニター」

代わりに長男が考案したキャラクター「ニター」を公開。
自由な発想を形にできる純粋さ(?)がうらやましいです。

写真撮影

この前も書きましたが、
今週は広島の展覧会に出品する作品の写真撮影。
まだほとんどの作品ができていない(!)にもかかわらず、
どうしてもやらなければならないこの時期恒例のイベントです。

作品の撮影

撮影と同時に案内状の挨拶文や略歴なども用意するのですが、
「無事完成して初日に会場に立ってられるのか?」と、
不安な気持ちになるのもやはり恒例。

ただ今回はいつもより余裕があるような気がするので大丈夫。
たぶん・・・

特注の筆

広島の展覧会まで、今日でちょうどあと2か月。
来週には案内状作品の写真撮影が予定されており、
だんだん気ぜわしくなってきました。

肝心の制作の方は順調に「胡粉の上塗り」を終え、
いよいよ「顔描き」の工程に入ろうかという段階。

特注の筆

そんな中、完成したのが特注の面相筆。
筆についてはこれまでに何度か書いていますが、
今回の筆は「極細の穂先」と「太い軸」がポイント。
職人さんに無理を言って作ってもらいました。

極細の穂先

早速、次の作品から使用する予定。
描き味とはまったく関係ないですが、
軸の「赤い色」が気分を盛り上げてくれます。

庭のお地蔵さん

庭のお地蔵さん

京都では8月23日、24日は「地蔵盆」。
うちでは庭のお地蔵さんに新しい前掛けを着せ、お供え物をし、
子供たちの名前が入った提灯を飾ります。
地蔵盆が終わると息子ふたりはいよいよ学校。
朝夕はすっかり秋らしくなってきました。

金閣寺

なかなか写真を撮る余裕が無いのですが、
秋の展覧会に向け、制作もいよいよ佳境。
今は「胡粉の上塗り」前の「磨き」の真っ最中。
来週から予定している「上塗り」、さらに「顔描き」と、
気の抜けない工程が続きます。

ところで、そんなまじめに仕事する私に送られてきた家族からの写メール。
そこに写っていたのは・・・

色鮮やかな「金閣」

誰もが知ってる「金閣寺」。
衣笠の工房から徒歩10分ほどの距離にもかかわらず、
30年近く行っていない「近くて遠い世界遺産」。

輝く「鳳凰」

長男の「夏休みの自由研究」のため行ったそうですが、
周りは外国人観光客ばかり。
ガイドの方に「日本人は珍しい」と言われたとのこと。
たしかにこの「豪奢な光り具合」は外国人にウケそうです。

池に浮かぶ「金閣」

ひさしぶりに目にしたこの豪華な佇まい。
この冬、雪が降ったら行ってみようと思います。