金の冠

金の冠

上の写真、
源氏物語第7帖『紅葉賀』に描かれている、
青海波を舞う「光源氏」と「頭中将」を表現した革新的な作品・・・
ではありません!
これは父の作品「しらたま雛」に着ける金の冠。

いい感じに塗れてます!

にも書きましたが、金彩は配合に微妙な調整を必要とする気を遣う工程。
昔は泣かされることもありましたが、最近はそういう事もなくなりました。

ということで、ここまでくれば「しらたま雛」、いよいよ完成間近です!

新年祝賀会

京都ブライトンホテル

父が監事を務めさせていただいている、
伝統文化保存協会」の新年祝賀会に出席するため、
京都ブライトンホテルに行ってきました。

ロビーの花

有職故実の調査研究機関として昭和28年に設立されて以来、
六十年を数える歴史ある団体。

ステージ

井上流の舞に教王護国寺(東寺)の森泰長執事長による基調講演。
なにより、ひさしぶりの「皇居遥拝」には背筋が伸びました!

祇王寺

制作の合間に犬の散歩。
いつもの道を少し逸れ、
自宅からすぐの距離にもかかわらず、
ほとんど行くことがない「祇王寺」へ。

祇王寺

といっても、あたりも薄暗くなり、すでに拝観時間外。
趣のある門だけ眺めて帰ってきました。

苔庭

なんといっても「苔」が有名なこのお寺。
人気のシーズンに行くとこんな感じです!

初釜

素晴らしい佇まい!

毎年、いつもの日、いつもの時間に寄せていただく「初釜」。
日が暮れていく中での厳粛な空気はここでしか味わえない特別なもの。
今年も良い一年になりますように。

仕事始め

「申」の年賀切手

去年の大雪が嘘のよう、
びっくりするほど暖かかった今年のお正月。
今日は1月5日、うちでは例年この日が「仕事始め」です。

嵯峨面「申」

今年の干支は「申」。
思わず気分もウキウキする、縁起の良さそうな干支。
久重は廻り年、幸多き一年になるよう願っています。