立雛の頭(かしら) ④

先日、「立雛の頭(かしら) ①」、「」、「」で紹介した立雛の頭。
ようやく「髪付け」が終わりました。

髪付けが完了!

このあと、「立雛の頭(かしら) ③」で書いたように
お似合いの組み合わせを見つけてペアを組み、
胴に頭を差し込み、冠を着けたら完成!
と書くのは簡単なのですが、実はまだ胴体ができていません。

他にも御所人形の「顔描き」など、いろいろ並行しての作業。
立雛が完成するのも「やっぱり」会期直前になりそうです。

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池の鯉

見事な庭の見事な鯉

12月も半ばになると、いよいよ忘年会シーズン。
ただここ数日は風が強く、かなりの寒さ。
池の鯉も岩の陰でじっとしていました。

面相筆

筆については「制作工程 ⑦」で少しふれましたが、
父子展を前に、思い切って筆を替えました。

面相筆いろいろ

といっても本当に微妙な変更です。
ただその少しの違いが非常に大きく、
今までと同じ線がすっと楽に描けるようになるのです。

筆は毛の種類はもちろん、「軸の太さ」、「筆鋒の長さ」など、
さまざまな要素で使用感がまったく違ってきます。

重要な筆先

今回はいろいろ試す中での偶然の発見でしたが、
この先、気分よく顔が描けそうです。大満足。

立雛の頭(かしら) ③

先日、「立雛の頭(かしら) ①」と「」で紹介した立雛の頭。
ようやく顔を描きました。

顔描き完了!

写真でもわかると思いますが、ひとつひとつ表情が違います。

毎日顔を描く職人さんと違い、私は年に数回しか顔を描きません。
ですので、同じ時に描いたものでも人形の表情は微妙に違ってきます。

それぞれ個性を持った頭は髪付けの後、雰囲気を見てペアを組んでいきます。
いわば「お見合い」のようなもの。
「これはこれ」、「この人にはこれ」、とやっていると
不思議なことに必ずお似合いの組み合わせがみつかります。

完成まであと少し。
緊張する「顔描き」が済んだあとの楽しい時間です。
来月の展覧会には5種類の立雛を出品する予定です。

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10月中旬のことですが、
雨上がりの空に今まで見たこともない見事な虹。
虹を端から端まで見たのは生まれて初めてです。

中央に見えるのは愛宕山

この景色も今では・・・

今はこんな感じ

こんな感じになっています。
ひと月半でずいぶん変わるものですね。

SUZANI (スザニ)展

明日11月27日(水)から12月19日(木)まで、
ギャルリー田澤 ダ・コテ」にて「SUZANI (スザニ)展」が開催されます。

パンフレット

SUZANI スザニ)とは現在のウズベキスタンを中心に
18世紀頃から作られている、刺繍を施した布地のことを指します。
このSUZANI (スザニ)は日本ではあまり馴染みはありませんが、
大変珍しく貴重な物で、西洋諸国にはコレクターが多く存在します。

この展覧会を主催される「Nefer Gallery」(ネフェルギャラリー)さんは
エジプトやレバノンなど中東、さらにはその近隣諸国の古い伝統文化を継承する
手作り品を紹介されているギャラリ-です。
またその背後にある貧しい子供達や女性達への支援を続けておられます。

ぜひご高覧ください

私もその趣旨に賛同し、「Nefer Gallery」さんとその活動を応援しています。
お時間がございましたら、ぜひお立ち寄りください。