「日本の工芸 その伝統と未来」展

箱根での展覧会まで、ちょうど1か月!
まだまだやらなければいけないことが・・・
と、そんな中、いよいよ案内状ができあがってきました。

「日本の工芸 その伝統と未来」

今回の展覧会タイトルは
露木清高 × 伊東建一「日本の工芸 その伝統と未来」。
国内だけでなく海外でも活躍されている
箱根の寄木細工作家・露木清高さんとのコラボ展です。

浜美枝さん ご挨拶

会場である「箱根やまぼうし」のオーナー、浜美枝さんの挨拶文。
背中がくすぐったくなる素晴らしいコメントをいただいています。

「箱根やまぼうし」HPへ!

展覧会は11月19日(土)から25日(金)までの7日間。
初日の14時からはギャラリートークも予定されています。

詳細は「箱根やまぼうし」HPでご確認ください!

平成28年度 洛趣会展

今年も11月3日(木・祝)と4日(金)の二日間、
恒例の「洛趣会展」が開催されます。

洛趣会案内ハガキ

昭和三年の初開催以来、今年で84回目を迎える歴史ある展覧会。
今年は世界遺産でもある、御室の「仁和寺」で行われます。
両日とも会場におりますので、ご来場の折にはぜひお声掛けください。

洛趣会同人

※本展は案内状をお持ちでない方はご入場いただけません。

いよいよ「顔描き」!

箱根の展覧会まであと6週間。
案内状に掲載する作品の撮影はもちろん、
校正も済んで、あとは印刷を待つばかり。
会期中の滞在スケジュールを確認し・・・と、
だんだん気分も盛り上がってきました!

とはいうものの、肝心の作品制作はまだまだこれから。
しかも今回はプロデューサーから「立雛を少し多めに・・・」のリクエスト。

立雛の頭

ということで、いよいよその立雛の「顔描き」にかかります。
先日も書きましたが、今回は新しいスタイルの立雛を発表する予定。
おそらく(ギリギリに)完成する・・・はず・・・です!

謎の物体

いきなり「謎の物体」登場。
人形の持物や装飾品もすべて自分で作るのですが、
これはいったい・・・?
正解は完成した時にお見せします!

秋学期開始!

いよいよ10月。
箱根の展覧会も迫ってきて焦る毎日・・・
そんな中、同志社女子大学の秋学期がスタートしました!

D.W.C.L.A.

大胆にも「京都の文化」という壮大なテーマを掲げるこの授業。
第1回目の授業にはまだ仮登録の段階ですが、
100人を超える学生が参加してくれました。
春学期(248人)と比べると、
これぐらいの人数なら全員の顔も見えて話しやすく、
得意の「おやじギャグ」にも力が入ります・・・

同志社女子大学「栄光館」

と、冗談はともかく「4か月で90分授業を15回」というかなりの密度。
しかも今回は学期中に展覧会が2つも入るハードな日程ですが、
楽しんで学んでもらえるよう、がんばりたいと思います。

打ち合わせ

とあるお寺の池泉式庭園

「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、
ここのところ朝夕すっかり過ごしやすくなりました。
そんな中、展覧会やその他もろもろの打ち合わせで各所へ・・・

とあるお寺の白砂の庭

展覧会はもちろん、
作品制作や修理復元の成功のためには
いずれも念入りな打ち合わせと下見が必要です。

とあるお城の襖絵

この秋も箱根の個展をはじめ、様々な仕事が待っています。
詳細につきましては、またここでお知らせします。

真澄寺別院 流響院「観月会」

前回の日記でも少し触れた今秋3回目のお月見。
この前の日曜日、行ってきました!

実はこの「観月会」には展示の絡みもあっての参加。
岡崎の「真澄寺別院 流響院」で開催される毎年恒例のこの会には、
久重と建一が所属する「京都伝統フォーラム」会員の作品が展示されます。

「流響院」庭園

ここには何度も寄せていただいていますが、
手入れの行き届いた「七代 小川治兵衛・保太郎」親子作の庭園、
数寄屋造りの主屋とも素晴らしく、いつ来ても心癒されます。

「流響院」応接間

今回は父子でメインの応接間に作品を展示。
最近はこのような画廊以外での展示も多くなっています。
それにしてもさすがのしつらえ、人形たちも輝いて見えます。

建一作 「立雛」

構想から2年がかり(!)で完成させた特別な「立雛」。
苦労しただけあって、なかなかいい出来(?)です。

「超」ドシャ降り!

さて、この日の天気は予報通りの「ドシャ降り」・・・
いや、「ドシャ降り」を超える「超ドシャ降り」。
これもある意味、思い出深い「観月会」となりました。

それはともかく最近「立雛」の制作が楽しく、
いずれまとまった作品をお見せする機会を作りたいと考えています。
その節にはまたご案内します!