ずいぶん前にここでも書いた( ①・② )
伊東家の仕事を追うドキュメンタリー番組の制作。
何もご報告しないまま
かなり日が経ってしまいましたが、
まだ撮影は続いています!(笑)
最初の撮影から1年3か月。
いよいよ制作工程の撮影に入りました。
実はこのシーンだけでも3日がかりの長丁場・・・
ただ、この制作工程の撮影が終われば一段落。
あとは仕上げのインタビューを撮り、秋頃には完成予定とのこと。
放送日等が決まればまたここでお知らせします。
数ある人形の中でも「最高の格式」を持つとされる御所人形。
現代の美意識にも通じる「三頭身」の体形と
その透き通るような「白い肌」が人気の秘密ですが、
実はその外観上の特徴を満たすだけでは本当の御所人形とは言えません。
本来、御所人形は江戸時代より「木彫法」によって制作されるものでした。
ここでも何度か書いていますが素材は「桐の木」。
最近は他の材料を用いて作られている物もあるようですが、
伊東家では江戸時代より「木彫法」による人形制作を続けています。
ということで先日、大事な素材である「桐の木」の買い付けに某所へ。
温暖化の問題もあり国産のいいものが入手しづらい現況ですが、
この日も素晴らしい材料を確保することができました!
関係各位のご厚意に心から感謝申し上げます。