続々・テレビの撮影

ずいぶん前にここでも書いた(
伊東家の仕事を追うドキュメンタリー番組の制作。
何もご報告しないまま
かなり日が経ってしまいましたが、
まだ撮影は続いています!(笑)

準備万端!

最初の撮影から1年3か月。
いよいよ制作工程の撮影に入りました。
実はこのシーンだけでも3日がかりの長丁場・・・

撮影中!

ただ、この制作工程の撮影が終われば一段落。
あとは仕上げのインタビューを撮り、秋頃には完成予定とのこと。
放送日等が決まればまたここでお知らせします。

材料の確保

数ある人形の中でも「最高の格式」を持つとされる御所人形。
現代の美意識にも通じる「三頭身」の体形と
その透き通るような「白い肌」が人気の秘密ですが、
実はその外観上の特徴を満たすだけでは本当の御所人形とは言えません。

庄五郎(建一時)作 木彫御所人形「明」

本来、御所人形は江戸時代より「木彫法」によって制作されるものでした。
ここでも何度か書いていますが素材は「桐の木」。
最近は他の材料を用いて作られている物もあるようですが、
伊東家では江戸時代より「木彫法」による人形制作を続けています。

国産の「桐」!

ということで先日、大事な素材である「桐の木」の買い付けに某所へ。
温暖化の問題もあり国産のいいものが入手しづらい現況ですが、
この日も素晴らしい材料を確保することができました!
関係各位のご厚意に心から感謝申し上げます。

いよいよ6月!

早いもので今日から6月。
ということは「令和」になって1か月。
あとひと月で今年も半分が・・・

庄五郎(建一時)作「ちびたま」

というような考え方は自分を焦らせるだけ(笑)
気候のいいこの時期は制作には絶好の季節。
秋の展覧会に向け、心穏やかに制作に励みたいと思います!

展覧会御礼

展覧会案内状

伊東久重美術館(静岡県駿河平)で開催しておりました
春季展覧会第二弾「端午の節句」展が本日最終日を迎えました。

ギャラリー「京室 鶴」

会期中には遠方からも多数のお客様にお越しいただきました。
心から感謝申し上げます。

本館「友信庵」

美術館は明日以降、9月まで夏季休館となります。
秋の展覧会につきましては美術館HPでご確認ください。
今後とも伊東久重美術館をよろしくお願いいたします。

ばんざい!

庄五郎(建一時)作「ばんざい」

特製アクリルケース作成のため、
ひさしぶりに工房に帰ってきた建一作の「ばんざい」。

斜めから!

3年前(2016)の作品なのですが、なかなかいい表情・・・
庄五郎になった自分にとっていい刺激になりました!

ツーリング

令和に入り10日余り。
「庄五郎」の名前にもだいぶ慣れてき・・・ません!(笑)

「トロッコ列車」

さて今年のゴールデンウィークは異例の長さとなりましたが、
私はというと襲名(?)に伴う諸々の行事(?)や、
長らくお待ちいただいている作品の制作に追われていました。

愛車「スーパーカブ90」

しかしそこはせっかくの長期休暇。
「何かしなければ」と連休最終日にあわてて愛車でツーリングへ!

「保津川下り」

家から10分も走れば現れる緑の渓谷・・・

「保津峡」

次男を後ろに乗せ「超低速」走行!(笑)
数時間の外出でしたが、いいリフレッシュになりました。