下鴨神社のみたらし祭

今日から8月。
8月1日は「八朔」。
祇園町など、花街は賑やかです。

「みたらし祭」

ところで先日、家族で下鴨神社の「みたらし祭」へ。
毎年「土用の丑の日」前後の数日間に行われる人気のお祭りです。

みたらし池への入り口

例年通り、みたらし団子を食べてから「みたらし池」へ。
暑いさなかですが、想像以上に冷たい水に足を浸すと気分爽快。
身も心も洗われるような気がしました。

下鴨神社楼門

池の灯明台にろうそくを供えた後は「ご神水」をいただき、
『無病息災健脚祈願』と書かれた「足形祈祷木」に名前を書いてお供え。
さらに今年は骨折リハビリ中の次男に、お祭り期間限定の「脚守」を授与。
最後の仕上げに「かんむし封じの神石」を選んで参拝終了。
短い時間でしたが、充実したひとときでした。

「たなか」のうなぎ

そして「土用の丑の日」といえば、やはりこれ!
嵯峨の自宅近くの「たなか」のうなぎ。
うなぎは昔から大好物ですが、なぜか今年は特別美味しく感じました。

阿以波さんの「飾りうちわ」

暑いこの時期、特に何があるということもないので
ゆっくりできたらいいのですが、
やはり秋の展覧会の事を考えると
そういうわけにはいかず、あいかわらずバタバタしています。

と、そんな時でも、気になるのは「ちびたま日記」。
できれば「制作中に写真撮影!」といきたいところなのですが、
制作に集中していると、そこまで気がまわらず、外出中にネタ探し・・・

ウェスティン都ホテル「葵殿」

ウェスティン都ホテル「葵殿」のシャンデリアとステンドグラス。

錦天満宮

京都一の繁華街、新京極にある「錦天満宮」の提灯。
どちらもなかなか幻想的な写真が撮れました・・・が、
今日一番の収穫はこれ!

飾りうちわ

とある場所で出会った、阿以波さんの素晴らしい「飾りうちわ」。
繊細で美しい「透かし」は見ているだけで涼しく、
図柄もこの季節にぴったり!
今日一日の蒸し暑さが吹き飛びました。

続・楽しい「粗彫り」

制作中の対の作品

少し前に書いた「対」の作品の粗彫り。
今は向かって右側の作品の粗彫りをある程度済ませ、
バランスを取るため、左側の作品の粗彫りにかかっているところです。
ふたつ並んだ雰囲気がおもしろかったので、
今回は下図を薄く切って残しておくことに・・・
途中経過は「上彫り」が済んだ頃にお見せしたいと思います。

続・祇園祭と伊東家

今日は17日、祇園祭では「前祭巡行」が行われました。

ウェスティン都ホテル

父、十二世久重作の長刀鉾守護神「和泉小次郎親衡」像、
九世久重作の月鉾の稚児人形「於菟麿」も巡行に参加。
今年の任務を無事に終えました。

さて、巡行が終わるとすぐに片付けられるのが通例の山鉾。
もちろん「和泉小次郎」も「於菟麿」も、
次の年の巡行に備えて、蔵に大事に保管されるのですが、
たまに工房に帰ってこられることがあります。

帰っていく「和泉小次郎」

これは4年前に撮った「和泉小次郎親衡」。
祭の期間中、鉾の真木で風雨にさらされているため、
数年も経てば傷みも相応ですが、
そんな時はしばらく工房で休養し、リフレッシュ・・・

先祖の仕事を継続して手掛けることができる。
ありがたいことです。

長刀鉾「和泉小次郎親衡」の話

なにかと忙しく、
なかなか「ちびたま日記」を書く時間がありません!

さて、「前祭巡行」も17日にせまり、
祇園祭もいよいよ盛り上がってきました。

長刀鉾のちまき

この「前祭巡行」の先頭を行く「長刀鉾」とは縁の深い伊東家。
鉾の守護神である「和泉小次郎親衡」像を
初代庄五郎、十世久重、十二世久重、と制作させていただいたことは
以前も書きましたが、
同志社女子大学の授業で使った資料の中から、
それについての懐かしい記事が出てきましたので、ご紹介します。

7年前の今日、2009年7月12日の京都新聞朝刊。
詳しくは、以下のリンクをご覧ください。

ソフィア 京都新聞文化会議 「 伊東久重氏 鉾の守護神 世代越え制作 」

ちなみに、この「親衡」像は・・・

長刀鉾天王台

に飾られています。

祇園祭をよく知る人には「天王さん」の愛称で親しまれている、この人形。
長刀鉾をご覧になる際には、ぜひご注目ください!

楽しい「粗彫り」

ここしばらく、工程は「粗彫り」が続いています。

楽しい工程

これは父が依頼された、「対」になる作品の片方。
この人形の場合、「なんとなく右に寄っている」のがポイントです。
下図はもちろん父、最低限にしか描かれてませんが、
意図を汲んで慎重に彫っていきます。
この「粗彫り」、最初の頃は単純な作業に思いましたが、
今では「完成した姿」をイメージして取り掛かれるようになりました。
楽しい工程です。