大事な「上彫り」

いよいよ8月に入りました。
秋の展覧会(詳細後日)に向け、
すでに数点は「胡粉塗り」に入っているのですが、
天日に乾かしている時間を利用して「彫る」方も進めています。

「彫り」の最終段階

胡粉を塗り終えたら彫り・・・乾いた頃にまた塗り・・・と、
集中していると切り替えがむずかしい時もありますが、
違う工程をはさむことで見えてくることもあります。
この人形の場合は両手の大きさを少し調整することに・・・

抜群の安定感!

ちょっと変わったのがわかるでしょうか?
これでようやく「上彫り」が完了。
胡粉を塗ると少しだけですが厚みが出るので、
その分を考慮して進めていくのがポイントです(笑)

「パワーグリップ」

話は変わりますが、
東急ハンズでお試し購入した彫刻刀「パワーグリップ」。
商品名に釣られたのですが(笑)抜群の切れ味で驚きました!

詳しい制作法については「御所人形の制作法」をお読みください。

MIHO MUSEUM

いい天気!

梅雨も明けた京都。
いよいよ夏本番・・・というより猛烈な暑さ!

電気自動車を待つ・・・

そんな猛暑の中、
2019年夏期特別展Ⅱ
紫香楽宮と甲賀の神仏」ー紫香楽宮・甲賀寺と甲賀の造形ー の
内覧会にお招きいただき、滋賀県は信楽町にあるMIHO MUSEUMへ。

トンネル

電気自動車でトンネルを抜け・・・と展示はもちろんですが、
ミュージアム全体が持つ雰囲気とロケーションが素晴らしい!

エントランスホール

幾何学模様のガラス屋根から降り注ぐ太陽の光・・・
世界的に有名な建築家・I.M.ペイ氏による設計です。

「紫香楽宮と甲賀の神仏」

展覧会は9月1日(日)まで。
夏休みらしく子供さんも楽しめる展示工夫がされていました。
ぜひお出かけください。

月鉾の「於菟麿」

何度も書いていますが、京都の夏はやはり「祇園祭」。

月鉾稚児人形「於菟麿」

前祭巡行前に訪れた月鉾の会所で会った
九世久重作(明治45年)の稚児人形「於菟麿」。
数ある稚児人形の中でも一番の美男子として人気です。

特等席から!

10日には「神輿洗い」を特等席から・・・

17日の「前祭巡行」と「神幸祭」は終わりましたが、
24日の「後祭巡行」と「還幸祭」に向け、ますます盛り上がる京都。
ぜひお出かけください!

祇園祭の曳き初め

先日の日記にも書きましたが
京都の7月といえばやはり「祇園祭」。
毎日各所で様々な神事や儀式が執り行われています。

御神体の調査に・・・

私も「鉾建て」が行われる10日あたりからは御縁のある山鉾にご挨拶、
また御神体の修復を必要とされている山鉾があればその調査のために
祭中心部をうろうろ(笑)することも・・・と前置きが長くなりましたが
昨日、ある山に御神体の調査に伺い会所を出ると、
賑やかな御囃子の音とともにたくさんの人が・・・

御囃子の音が!

まったく意識していませんでしたが、
12日は「函谷鉾」「鶏鉾」「月鉾」「菊水鉾」「長刀鉾」の
「曳き初め」が行われる「祇園祭好き」にとっては注目すべき日。

「菊水鉾」

四条室町上ルの「菊水鉾」・・・

「月鉾」

四条室町西入の「月鉾」の曳き初めを観ることができ大満足!

真下から!

今日から三連休。
17日の「前祭巡行」に向け、ますます盛り上がる京都です!

祇園祭と伊東家

早いもので今年も半分が過ぎ7月に入りました。
明日は五節句のひとつでもある「七夕」ですが、
全国各地で豪雨被害のニュースが伝えられ、
気候の変化を感じずにはいられません。

10年前の写真!

ところで7月といえば京都はやはり「祇園祭」。
1日から各鉾町では様々な神事や儀式が執り行われています。

「鉾飾り」一式

これまでにも書いていますが、
伊東家にとっても縁が深いこの祇園祭。
祇園祭に関する以前の日記をまとめてみました。
かなりの数になってしまいましたが、ぜひご覧ください。

長刀鉾「和泉小次郎親衡」像(2012/6/6)
ソフィア 京都新聞文化会議(2012/6/11)
長刀鉾「和泉小次郎親衡」像2(2012/7/1)
月鉾稚児人形「於菟麿」(2012/7/8)
小学校にて(2013/6/14)
祇園祭ときゅうり(2013/7/3)
神輿洗い(2013/7/11)
祇園祭山鉾巡行(2013/7/18)
長刀鉾「和泉小次郎親衡」の話(2016/7/12)
続・祇園祭と伊東家(2016/7/17)
長刀鉾「花天冠」修復(2017/6/21)

「粗彫り」の季節

素材である「桐」の木

何度となくお知らせしていたドキュメンタリー番組の撮影ですが、
インタビューシーンを撮り終え、今週ようやくクランクアップしました。
これから編集に入り、秋には放送予定。
放送日等が決まればまたここでお知らせします。

一刀両断!(笑)

さて本業(?)の制作の方はいよいよペースアップ。
秋の展覧会(詳細後日)に向け「彫る」工程の真っ最中です。

「上彫り」中の人形

素材である桐の木を鋸で切り出し「粗彫り」から「上彫り」へ。
基本でありながらも非常に重要な工程。
慎重かつ大胆に進めていきます!